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2021.07.07
AirDrop

こんにちは、tempooモレラ岐阜店です。

 

2015年

イギリス ロンドンの地下鉄で若い女性の端末に、

男性の局部画像が送りつけられるというサイバー露出事件がありました。

被害者の女性によると鉄道を利用中、iPhoneの画面に

突然画像のプレビューが表示されたとのことで、画像の保存を拒否したところ

もう一枚、別の画像が送られてきたそうです。

 

上記の事件は、アップルデバイスの機能であるAirDropを使用していました。

サイバー露出、AirDrop痴漢事件は日本国内でも発生しています。

本日はAirDropの危険性の話です。

AirDropが個人情報を流出している危険性があることがわかり、

その欠点の発見者たちは警鐘を鳴らしているそうです

また、ドイツのダルムシュタット工科大学の研究者らは、この発見を

2019年5月にAppleに報告したそうですが、改良や対策は行っていないそうです。

AirDropは送信者の端末(デバイス)が周辺の端末(デバイス)と

データ共有が可能かどうかを判別するため、

送信者電話番号メールアドレスの暗号学的ハッシュの一部を含む

Bluetoothアドバタイズを行うそうです。

簡単にいうと、暗号化されてはいるが、送信者の個人情報

公開された状態になっているということです。

近年のハッカーはこの点を付いて、個人情報盗み出しているようです。

※以下 一部コピペ

攻撃者がAirDropユーザーの電話番号とメールアドレスを盗み出す方法は2つあります。
ひとつめの方法は攻撃者にとって簡単かつ有効です。近くのAppleデバイスがAirDropリクエストを送るのを待つだけだからです。送信者のデバイスは常に自分の電話番号とメールアドレスのハッシュを公開しているので、攻撃者は近くのMacが「共有」メニューを開く、あるいはiPhoneが「ショートカット」の共有シートを開くのを待つだけです。攻撃者自身は電話番号やメールアドレスを持っていなくてもよく、標的について知る必要もありません。

ふたつめの方法ではこれを逆に行います。攻撃者は共有メニューまたは共有シートを開き、近くのデバイスが応答するのを待ちます(つまり応答したデバイスのハッシュを盗み出す)。ただしこの方法が成立するのは、攻撃者の電話番号またはメールアドレスが受信者(応答者)の連絡先に登録されている場合のみなので、あまり実用的とはいえません。
 
とはいえ、攻撃者の電話番号やメールアドレスが多くの人々に知られている場合(例:企業のマネージャーなど)は、有効な方法となります。

先ほども述べましたが、現時点までApple社対策を行なっていません

AirDropによる電話番号とメールアドレスの流出を防ぐ方法は、

設定を「受信しない」にし共有メニューや

共有シートを開かない事しかないようです。

 

便利機能の裏には危険が潜んでいるということ、しっかりと認識して下さいね。

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