こんにちは。アイフォン修理&デザイン雑貨tempooのBOSSです。今回は雑貨メーカー「シンラクリエイション」の代表として、模倣品の現状をお話しします。
先日もお話したように、シンラクリエイションはもともとデザイン会社だったので、自社から発売する商品はすべてオリジナルデザインです。企画素案からデザイン案を進行し、確認・修正を繰り返した上で、商品サンプルの指示。そこからスムーズな場合でも、サンプルが2,3回作られ、やっと量産・・・そして商品化されます。
商品の企画から商品化まで、最短で3ヶ月。場合によっては半年以上、要する場合もあります。
そんな、愛すべき商品が、サクッと模倣(真似)されてしまう現実が結構あるんです。
iPhone4/4sからiPhone5/5sにかけて、かなり人気で売上も好調だった「ブロックケース」。発売から半年で、海外のメーカーに模倣されてしましました。。。(悲)これが初めてのパクられる経験でした。
その後も。
こちらも女性に人気だった「ローズケース」。中国の秋葉原「ファーチャンベイ」で大量に模倣品が販売されてました。。。(悲哀)
うちのデザイナーがデザイン修正を繰り返し、半年かけてリリースした商品でした(涙)。
そして、この「バタフライケース」。
商品をリリースして、たった1ヶ月半でコピー品を見つけました。
何という速さでしょう。金型を作成するのに約2週間、生産工程を鑑みても、完全にウチ(シンラクリエイション)がマークされている、としか思えない状況でした。
現在、日本国内での模倣品対策はもちろん、対応しております。
最後にお伝えしたいのは、模倣品は単なる「コピー」ではなく、商品の品質も劣化しています。塗装のコーティングだったり、金型のクオリティだったり。言わずもがな、ですが、くれぐれもコピー品にはお気をつけください。